毛穴のタイプは1つじゃない

 肌の悩みアンケートなどでも常にトップを争う「毛穴」、一言にまとめがちです。しかし毛穴にも色々な種類があり、それぞれ原因も対処法も違います

  目立つ毛穴は大きな違いから2つのタイプに分けられるかと思います。

  1つは毛穴が開いてしまうタイプで「開き毛穴」と呼ばれる類のもの。もう1つは毛穴に黒いものが詰まったように見える「黒ずみ毛穴」と呼ばれるタイプです。

  この2つのタイプの毛穴も、それぞれ原因別に更に種類を分けることができます。

開き毛穴の種類と原因

 この開き毛穴の原因は皮脂によるものと、乾燥によるものと、年齢によるものとにタイプが分けられます。

 皮脂が原因の「皮脂毛穴」は、過剰な皮脂分泌によって毛穴が押し広げられてしまい、毛穴が広がって目立ってしまうものです。開いた毛穴をよく見てみると皮脂が溜まっているのが見られると思います。主に、おでこや鼻のTゾーンと呼ばれる皮脂分泌が盛んな部位に見られます。

 逆に乾燥からくる「乾燥毛穴」の場合、肌の水分が不足してキメが乱れることが原因で毛穴が開いてしまうのです。乾燥した肌は毛穴を引き締めることが出来なくなり、その開いた毛穴から更に水分が逃げていってしまいます。

  肌は常に乾燥していて、開いた毛穴を見ても皮脂が溜まっていないものは乾燥毛穴と思ってください。

 「たるみ毛穴」はコラーゲン、エラスチンと呼ばれる肌の弾力やハリを保つ働きをする成分が年齢と共に失われ起こるものです。このタイプは年齢的なものと思われがちですが、乾燥対策などを放ったままでいると肌からコラーゲンやエラスチンは失われていきます。

  上記の2タイプとは異なり、毛穴の形状がしずく型をしているのも特徴的です。これは重力により下に毛穴が引っ張られて起こるもので、その為、肌を上に引き上げると毛穴が目立たなくなります。

黒ずみ毛穴の種類と原因

 黒ずみ毛穴の主な原因は毛穴の中に出来た角栓が主とされています。ですが、黒ずみ毛穴の原因はもう一つあります。

 最初に、黒ずみ毛穴が出来る原因となる角栓からお話しましょう。

  角栓とは、毛穴に残った皮脂に汚れや古くなった角質などが混ざり出来たものです。それが毛穴に詰まり塞いでしまったものを「角栓毛穴」と言い、おでこや鼻など皮脂分泌が盛んな部位に出来やすく、毛穴の気になる部分を触るとザラザラとした感触がするのが角栓毛穴の特徴です。

  角栓が出来る主な原因は、クレンジングや洗顔などのスキンケア不足です。クレンジングや洗顔を怠ってしまうと毛穴に残った汚れや、剥がしきれなかった角質が溜まって毛穴を塞ぐ角栓になってしまうのです。

 角栓が詰まることによって毛穴は更に広がり、皮脂や汚れなどを溜めやすくします。そして角栓を除去せずに放っておくことで、角栓に含まれる皮脂が酸化して黒ずんできます。酸化して黒くなった角栓が毛穴を自体を黒く見せている、これが一般的な「黒ずみ毛穴」の正体なんです。

 では、もう1つの黒ずみ毛穴の原因は何なのか。

  実はメラニンなんです。

 メラニンとは、シミや紫外線というキーワードと一緒によく聞く言葉だと思いますが実は毛穴にも関係しているんです。なぜなら毛穴もシミになってしまうから。

  その原因は「紫外線」、それから「ケアのやりすぎ」です。このタイプの黒ずみ毛穴が出来てしまう人は、角栓を取り出すことに夢中になってしまっている人が多数だと思います。角栓を取り出す方法として挙げられるのが、専用のシートを貼って剥がすというもの。それから、毛穴を押し出すこと。

  こういったケアを無理に続けてしまうと、肌や毛穴自体を傷つけてしまい肌が炎症を起こしメラニンを作り出し、その結果シミになってしまうことがあります。

  「鼻を触ってみてもザラついた感じはしない、だけど黒ずんで見える」それは毛穴自体がシミになってしまっているからかもしれません。